樹木医が描く未来・・・

樹木の専門家、自然再生の専門家として何かの手助けができればいいと考えています

自然、緑、特に樹木は10年、20年、30年・・・という長い時間をかけてゆっくり生長していきます。その自然、緑、樹木を破壊するのは一瞬ですることができます。  

しかし、それを取り戻すには再び10年、20年、30年・・・という時間が必要です。破壊してしまう前には、考え抜いた決断をしないと 取り返しのつかないことになってしまいます。私は仕事としてその決 断への情報提供ができればと考えています。

しかし、今回の東日本大震災は自然による自然破壊であり、そこに 私たち人間の“決断”という要素が入る余地はありませんでした。私たちにできるのはこれから長い時間をかけて、自然、緑、樹木の復興、 再生を行っていくしかありません。

震災以前の姿というより、さらに一歩進んだ人間と自然が調和のとれた自然、緑、樹木の復興、再生を目指す人々に、樹木の専門家、自然 再生の専門家として何かの手助けができればいいと考えています。

その結果、復興、再生された風景を私が生きている間に見ることができるかどうかはわかりませんが、そのまだ見ぬ風景を目指して淡々と自分にできることを実行していきたいと考えています。

樹木医、環境再生医上級、自然再生士
喜多 智靖

ブログ「樹木医!目指して!」
【 メディア掲載】
  • 読売新聞「 石巻に事務所 協力者求む」(2013年2月21日) 【ネット版
  • 石巻日日新聞「 石巻の緑再生にひと役」(2013年6月6日)【PDF版
  • 静岡新聞「 津波被災 学校に緑を」(2013年8月30日)【ネット版】【PDF版
  • 読売新聞「除塩で復活 緑の石巻」(2013年10月24日)【PDF版
  • 静岡新聞「東北の緑再生NPOを今秋立ち上げた」(2013年12月19日【PDF版
    静岡農林大学校同窓会報 耕土耕心21号「被災地の復興を願う」(2013年12月)【PDF版

樹木医ってなに?

樹木医は、「木のお医者さん」です。
きっと皆さんの住む地域にもいるはずです!
樹木医は天然記念物のような巨樹・古木・名木から、街路樹、公園樹や庭木のような身近な木まで、傷ついたり、病気になった樹木の診断・治療を行い、さらには樹病の予防、後継樹の保護育成に携わる専門家です。